エラー補正モードを使用する
「
エラー補正モード
」
(ECM) は、電話回線の問題により、送受信中に喪失し
たデータを排除し、検出されたエラー部分を再送信するよう自動的に要求す
る機能です。良好な状態の電話回線においては電話料金に影響が及ぶことは
なく、場合によってはむしろ安くなることさえあります。電話回線の状態が
悪い場合、
ECM にすることで送信時間と電話料金は増えますが、送信するデ
ータの信頼性が上がります。デフォルトの設定はオンです。電話料金を安く
するためにファクスの品質を問わないという場合のみ、
ECM をオフにしてく
ださい。
以下の規則が
ECM に適用されます:
●
ECM がオンに設定されている場合、送信するファクスのみに適用されま
す。受信するファクスには適用されません。
●
ECM がオン設定されている場合、「
ファクス速度
」
を 「
標準
」
にセッ
トします。
「
ファクス速度
」
が 「
はやい
」
にセットされていると、
ECM がオンの場合にファクスが自動的に送信されます。「
ファクス速
度
」
の詳細については、
ファクス速度を設定する
を参照してください。
●
ファクスをカラーで送信する場合、現在
ECM がどちらにセットされてい
ても、オンの状態になってファクスが送信されます。
コントロール
パネルで ECM 設定を変更するには
1 「セットアップ」 を押します。
2 「5」 を押し、次に 「6」 を押します。
「
ファクスの詳細設定
」
メニューが表示され、「
エラー補正モード
」
が選
択されます。
3
を押して 「
オフ
」
または 「
オン
」
を選択してください。
ユーザー
ガイド
143
ファク
ス機能の
使用
4 「OK」を押します。